ファンレターがわりに年賀状を送った話
今更ながらではあるけれど、記憶の新しいうちに記録に残しておこうと思って書いてみる。
時折Twitterのタイムラインで、感想やファンレターは大事であるという話を聞くが、とはいえ送るきっかけがなあ、と思っていた。しかし年賀状であれば理由が簡単につけられる。年末年始の風物詩だし。もともと昔から付き合いのある人に送るために何枚か既に印刷されている年賀はがきを買ってあったけど、枚数出すわけでもないから余るし。理由付けとしては十分である。よし、最近読んでめちゃくちゃ面白かった本の作者や、いっぱい遊んだシステムの作者、去年1年間応援してきた推しさんに怪しい手紙もとい年賀状を送ろうではないか。まあ2020年にも同じノリで年賀状書いて投函した記憶あるんだけどさ。
文具店やコンビニなどで売っている、既に絵が印刷されている年賀状であれば、メッセージを書くスペースはそう多くない。なので最近触れた作品の感想と、寒いから体に気をつけてね、という趣旨のことを簡単にまとめたものと、送り先の住所と自分の住所を書いて、12月25日までにどうにか投函した。編集部などを通して届けられるはずなので、実際には正月明けにしか届かないだろうと思われるが、気持ち的な問題というやつである。
書いてみて、なかなかにこれは恥ずかしいが良い試みだったように思う。どれだけの効果があるかは分からないけれど、とはいえここにあなたのやっていることやものを好きだと思っている人間がいる、ということは伝えられているはずなので。
とまあこんな感じで、便箋に思いを連ねるよりは随分と気軽に送れる。季節のお葉書をファンレターとして送るのは割とハードル低いので、やってみると良いのではないかと思う。年賀状に限らず、暑中見舞いやクリスマス、寒中見舞いなど、チャンスは結構あるような気がする。