『銀剣のステラナイツ』について語らせてほしい

皆さんは『銀剣のステラナイツ』というTRPGシステムをご存じでしょうか。2018年9月に富士見書房発売されたTRPGシステムです。

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これはほんとうにすごいシステムだと思っていて、もっとみんなに遊んで欲しいので、筆を執った次第です。

 何がスゴいのか

本作のすごいと思っているところが、2つあります。

まず1つ目は、異常なまでにシステムが軽量であることです。
おそらくはもっと搭載したかったデータ・ルールはたくさんあるのだろうと思うのですが、それをギリギリまで削り取ってほんとうに大事なところだけを本の中にぎゅっと閉じ込めた、そんな雰囲気がムンムンしています。
覚えることが少ないということは、TRPGを初めて遊ぶ人たちにとってはとてもとっつきやすいシステムになっていると言えると思います。
もちろん、玄人にとってもデータをがっつり作る楽しみはのこっています。たのしい。
システムが軽いので、ロールプレイにも集中しやすくなっているように思います。さすが「超ロールプレイ重視」のシステム。

そしてもうひとつ、それはGMの負担が軽いことです。
TRPGGMをしようとすると、シナリオを探してくるなり書くなりし、ボスのデータを作り、プレイヤーを集め、プレイヤーから上がってくるキャラクターに合わせて少しずつシナリオを変更し……とやることがたくさんあります。
しかしこれはなんだ、シナリオを準備する必要がほとんどないんです。もちろん準備する選択肢もありますが。
GMの負担をプレイヤー全体で肩代わりすることで、みんなで素敵な物語をつくりましょうという雰囲気ができあがっていて、イヤ、ほんと、スゴいと思いました。

世界観を作り込めるシステム

そしていちばんこのシステムの気に入っているところが、世界観を自分で作っちゃえるところです。じっさい、同人誌が出てますしね。

TRPGを作ることに興味はあるけれど、データやシステムを作るのは苦手……という人(わたしです)にとって、この仕組みはほんとうに嬉しいです。実は少しずつネタを温めているので、いつかこのnoteに書いてみようかなと思っています。

いろいろと語ってしまいましたが、ご興味をもたれた方、ぜひ私に声をかけていただければと思います。卓を立てようと思います。
みなさんとステラナイツの世界で出会えることを楽しみにしています。