ウイスキーにフルーツを漬けると美味しいという話

表題でおおよそ語り尽くしている気がするけれど、ウイスキーにフルーツを漬け込んで飲むととても美味しい。

手元にもらったはいいが食べきれなかったリンゴが残っていたので、試しに作ってみたらこれが本当に美味しくてたまらなかった。

作り方

そんなに難しい事はない。洗って乾かした密閉瓶をまず用意する。(私は700mlのものを用意した)

りんごを2つ、よくよく水洗いしてキッチンペーパーで水分をなるべくしっかり取り除き、一口大より大きめに切り分ける。芯やタネは取り除いておく。

りんごと砂糖(グラム数は計ってない)を瓶に敷き詰めた後、お好みのウイスキーを上から注いでしっかりフタを閉め、しばらく(わたしは2週間程度待ったが実際は1週間くらいで良いらしい)待つ。出来上がったらリンゴを取り出して美味しくいただこう。取り除いたりんごはみじん切りにしたのち、鍋に入れて砂糖を追加しつつ煮詰めると大人の味がするジャムになる。なおここも丼勘定のため量はわからない。

ちゃんとしたレシピはここを参考に。
https://www.nikka.com/products/blended/blacknikka/recipe/recipe04.html

とりだしたりんごは皮の色が抜けていて、ウイスキー色に染まっている。なかなかすごい色になる。

飲み方

オンザロックでも良いし、水割りやハイボールなど、おそらくどんな飲み方でもいける。

あまり度数の高いお酒を飲むのに抵抗があったので、炭酸水でしっかり割ったのちいただいた。ウイスキー独特のアルコールのキツさがなくなり、さっぱりとした風味に仕上がった。やっすいお酒(具体的にはトリス)のはずなのに突然飲みやすい味に大変貌していてとても驚く。

その他、みかんやトマトなどでも作れるそうだ。梅酒のホワイトリカーの代わりにウイスキーという手もあるらしい(でも梅を数個単位で売ってくれるところ見たことないのよな……)。興味のある方は是非やってみて欲しい。多分美味しい。ただし、酒税法があるのでそれを確認すること。
自分や家族が飲むためであれば作っていいことや、漬け込むお酒の度数や材料の規定がある。
https://www.shochu.or.jp/kajitsushu/notice/index.html
法律とマナーを守って美味しいお酒を。